住宅を求める正しい目的 |
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「住宅」はおそらく、ほとんどの方にとって、生涯で一番高い買い物です。
せっかく高額の代金を支払うのですから、それ相応の素晴らしいものをと思うはず。
そのためには施工業者に全て任せてしまうのではなく、お客様も勉強されることが必要です。
「住宅」とはどんな役割を持つのか、というような大きな問題から、
ドア1つ、窓1つごとが持つ役割、どういったものがどういった部屋に最適なのかなど、
まずはお客様が積極的に勉強されることで、より良い住宅をつくり上げることが出来ます。 |
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住宅の役割 |
・家族に健康で安心と平和が続き、家族の人格形成に適応した環境をもつ住宅。
・過程経済を圧迫せず、自然と調和した住宅環境をもつ住宅。
・シックハウス症候群などによるストレスなどが生じない機能と環境をもつ住宅。
・安全性、耐久性を持ち、長い年月快適に利用できる対応性も兼ね備えた住宅。
当社では、住宅が持つ役割として、上記のようなことを上げ、実践しています。 |
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「幸福を生む住まい」実現の条件 |
上にあげたような快適な環境をもつ住宅の実現には条件があります。
・施主として正しい住宅観を理解する。
住宅に対して正しい認識がなければ、それを実現させることは出来ません。
そのためにも、施主自ら積極的に勉強されることをおすすめします。
・敷地の環境調査が必要です。
住宅を建築する場所がどのようなところなのか、その環境を調査せずに
自然環境を生かした住宅を施工することは出来ません。
その土地の環境を把握し、最大限生かす設計をされることが大切です。
・住宅を提供する業者の正しい住宅観
住宅を品物として販売するシステムでは、実際に建築する場所の環境に
適合するような住宅を建てることは出来ません。
環境に応じて設計、施工してこそ、快適な住宅環境をつくることが出来ます。
自然環境を整えることが、健康の為にも生活の為にも重要だと当社は考えます。
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高断熱高気密の落とし穴 |
高断熱高気密住宅は保温性に優れてはいますが、
その特性によって、定期的に意識して換気を行わなくてはなりません。
住宅の換気量の比較(風速1m/秒・内外の気温差5℃の場合)
建物 |
換気量 |
鉄筋コンクリート |
0.3〜1.0回/1時間 |
木造(大壁) |
0.5〜1.5回/1時間 |
木造(真壁) |
0.5〜3.0回/1時間 |
木造(板張り) |
1.5〜4.5回/1時間 |
木製建具使用の和風住宅 |
3.0〜5.0回/1時間 |
締め切った部屋では、例え無害ガスでも酸素欠乏が起こります。 |
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木材のすすめ |
住宅材料として最適な木材(無垢材)の優れた性質とは
・調湿機能
湿気を吸ったり吐き出したりして、室内の湿度をコントロールします。
自然の働きによるものなので、石化エネルギーを使用しません。
殺菌作用もあるので、カビ、ダニの繁殖なども防ぎます。
・熱伝導率の低さ
木材は鉄、コンクリート、石化資材(プラスチック)に比べ熱を伝えにくい素材です。
長時間触れていても体温を奪われにくいので、素足で、また赤ちゃんにも安心です。
・紫外線を吸収
無機質資材は太陽光線中の紫外線を反射して、眼に強い刺激を与えます。
木材はその紫外線を吸収するので、眼にも優しいので子供部屋にも最適です。
・音に対して優しい
木材は防音、反響、残響が適度なので、楽器の演奏や音楽鑑賞にも適しています。
・衝撃吸収作用
木材ならば、転んだりしても衝撃を吸収するので安全です。
またクッション性により歩行もとてもしやすいので、床材としてもおすすめです。
地震においても、他の建物に比べて被害が少ない事が立証されています。
・精神安定・鎮静作用
木材には脳下ホルモンの善玉β-エンドルフィンが多く、ストレス防止に繋がります。
また、木材の香り成分フィトンチッドには鎮静作用をもらたします。
鉄やコンクリートに比べ、発育と性格状態の違いは静岡大学の生態実験で立証済。
現在多くの学校で木造校舎の建て替えが行われています。 |
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木材のデメリット |
いいところばかりの木材にも、もちろんデメリットもありますが、
適材適所に利用し、科学技術を加えることで解消することが出来ます。
また、木材は生きものなので、呼吸することで変形や割れを起こしますが、
建物そのものに影響はありません。生きている証拠なのです。 |
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様々な住宅建築のヒントなど、当社の「ホーミー住まいの教室森林の家」で勉強して頂けます。
住宅の持つ役割やその効果など、ぜひ勉強して役立てて頂きたいと思います。
勉強にかかる時間は5時間位ですが、お客様のご都合に合わせて調整も致します。
資料や筆記具など必要なものは全てこちらでご用意致しますので、手ぶらでお越し下さい。
また、駐車スペースもございますので、お車でのお越しもご心配ありません。
他にも何か不安な点などございましたら、お気軽にお電話でお問い合わせください。
なお、「森林の家」勉強会は予約が必要です。下記までお電話でご予約下さい。 |